清明の版画(花見団子)で予告したとおり,今日中学高校の友人三人と丹波篠山まで花見に出かけた。しかし山間の篠山はまだ七分咲。満開には少し早かったようだ。3年前に始まった花見の会,一年目は少し遅くて桜はほとんど散ってしまい,遅咲きの御室桜(👉こちら)に滑り込み,二年目の夙川(👉こちら)は,前年の失敗を踏まえて早めに計画したがあいにく桜は三分咲。なかなか満開の桜には巡り合わないが,出遅れ→三分咲→七分咲と日程は確実に満開に収束している。来年はきっとどこかで満開の桜に出会うだろう。
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七分咲の桜:篠山城跡 |
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七分咲の桜:篠山城跡 |
桜は満開ではなかったが,素敵な食事を楽しむことができた。篠山に行くのは初めて,どこで食事をすれば良いかもまったくわからない。そこで児童館でいつも大変お世話になっているK先生に相談したところとても素敵な古民家レストランを教えていただいた。地元の食材を使ったとても美味しい料理を堪能した。自動車で行ったため,残念ながらお酒は抜き,まあ昼間だから仕方がない。しかしお酒なしでも十分以上に食事を楽しむことができた。K先生ありがとう!
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外から見るとレストランとは思えない素敵な古民家 |
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地元の食材を使った前菜 |
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これまた地元の自然薯のとろろ |
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K先生推薦の地鶏料理 |
すべて美味。古民家の雰囲気もあって,おしゃべりと料理を堪能することができた。シーズンを改めてまた来たいと思う素敵なところだった。デザートも終わり三人で記念撮影。今年も元気に春を迎えることができた。
たとえ偽りの春だろうと,春が訪れさえすれば,楽しいことばかりだった。問題があるとすれば,どこですごすのが一番楽しいか,という点に尽きただろう。一日を台無しにしてしまうのは人との付き合いに限られたから,面会の約束さえせずにすめば,日ごとの楽しさは無限だった。春そのものとおなじくらい楽しいごく少数の人たちを除けば,幸福の足を引っ張るのはきまって人間たちだったのである。
ヘミングウェイ/高見浩訳「偽りの春」,『移動祝祭日』(新潮文庫)所収
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当たり前だ皆同い年。 同じ中学高校に通ったのは50年以上前
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