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2025年4月6日日曜日

知己朋友:大人の遠足篠山編

清明の版画(花見団子)で予告したとおり,今日中学高校の友人三人と丹波篠山まで花見に出かけた。しかし山間の篠山はまだ七分咲。満開には少し早かったようだ。3年前に始まった花見の会,一年目は少し遅くて桜はほとんど散ってしまい,遅咲きの御室桜(👉こちら)に滑り込み,二年目の夙川(👉こちら)は,前年の失敗を踏まえて早めに計画したがあいにく桜は三分咲。なかなか満開の桜には巡り合わないが,出遅れ→三分咲→七分咲と日程は確実に満開に収束している。来年はきっとどこかで満開の桜に出会うだろう。

七分咲の桜:篠山城跡

七分咲の桜:篠山城跡

桜は満開ではなかったが,素敵な食事を楽しむことができた。篠山に行くのは初めて,どこで食事をすれば良いかもまったくわからない。そこで児童館でいつも大変お世話になっているK先生に相談したところとても素敵な古民家レストランを教えていただいた。地元の食材を使ったとても美味しい料理を堪能した。自動車で行ったため,残念ながらお酒は抜き,まあ昼間だから仕方がない。しかしお酒なしでも十分以上に食事を楽しむことができた。K先生ありがとう!

外から見るとレストランとは思えない素敵な古民家

地元の食材を使った前菜

これまた地元の自然薯のとろろ

K先生推薦の地鶏料理

すべて美味。古民家の雰囲気もあって,おしゃべりと料理を堪能することができた。シーズンを改めてまた来たいと思う素敵なところだった。デザートも終わり三人で記念撮影。今年も元気に春を迎えることができた。

たとえ偽りの春だろうと,春が訪れさえすれば,楽しいことばかりだった。問題があるとすれば,どこですごすのが一番楽しいか,という点に尽きただろう。一日を台無しにしてしまうのは人との付き合いに限られたから,面会の約束さえせずにすめば,日ごとの楽しさは無限だった。春そのものとおなじくらい楽しいごく少数の人たちを除けば,幸福の足を引っ張るのはきまって人間たちだったのである。 

 

ヘミングウェイ/高見浩訳「偽りの春」,『移動祝祭日』(新潮文庫)所収



当たり前だ皆同い年。
同じ中学高校に通ったのは50年以上前





2024年2月25日日曜日

知己朋友:大人の遠足2024京都編

昨年の忘年会(こちら👉)で,地質のT君が次回は春に城南宮の梅見に行こうと言った。約束通り二月中旬,地質のT君から連絡があり,時期は二月末か三月初めではどうかと。メンバーは橋梁のT君を含めいつもの三人,地下鉄(近鉄)竹田駅で待ち合わせ城南宮へ向かった。 

城南宮は訪れるのは初めて。それどころかT君に聞くまで名前も知らなかった。しかし着いてみると大変な賑わい。枝垂れ梅の庭に入るにも長い列に並ばなければならない。不謹慎だが白い着物を着た何人もの宮司さんが交通整理をしているのは少々滑稽。海外からの人たちも多い。こんなにも有名な名所だったのだと改めて実感。

庭に入ってみると見事な枝垂れ梅に圧倒される。こんなに見事な枝垂れ梅は初めて見る。ここは梅だけではなく,椿の名所でもあるようだ。椿と山茶花の違いがこれまでよくわからなかったが,橋梁のT君の理路整然とした説明に納得。これから僕はもう間違うことはないだろう。

枝垂れ梅は英語でweepingplum,確かに泣いている

幻想的な梅林に見惚れる

ちょっとやらせっぽい椿。花がみな通路側を向いている

地質 のT君(左)と橋梁のT君(右)

小一時間梅と椿を楽しんだ後,夜の会食前に伏見に場所を移し,酒蔵の界隈を散策。運河のある素敵な風景に,何度も訪れたアムステルダムやフロニンゲンの街が懐かしい。

運河沿いの大きな酒蔵

夜になっていよいよ会食。酒蔵に直結したレストラン。日本酒の酒蔵なんだが,何故か皆注文したのは地ビール。美味しい料理を堪能しながら楽しいおしゃべり。今回は,二人のT君達の専門と関係の深い能登の地震の話や,僕が最近気になっている社会的格差などちょっと真面目な話から,それぞれに縁のある大分県の美味しいお酒や醤油まで話は弾んだ。いつものことだが異分野の友人と話すことは学ぶことが多くとても勉強になる。ただ僕は少し酔っ払って,少し饒舌になってしまったようだ。近いうちの再会を約束して今日も楽しくお開き。すでに次回が楽しみだ。


お店の人に撮ってもらったが,slightly out of focus


2024年2月19日月曜日

蟹とたわむる

山陰の静かで寂しい雰囲気がとても好きだ。見慣れた瀬戸内海の海とは違う姿の日本海をみると何故かとても気持ちが落ち着く。相反するようだが,同時にこの海の少し向こうには大陸があるのだと思うとワクワクもする。

ちょっとしたことがきっかけで,香住町に一泊して蟹を食べた。蟹を食べるのは数年前地質のT君の紹介で出かけた京都の網野町の料理旅館以来だ。今回も蟹と地酒の日本酒を堪能した。

りっぱな蟹

ところで,香住町から少し西へ足を延ばせば,山陰線の余部鉄橋がある。中学生になった初めての夏休み,学校の海浜学校で餘部の鉄橋を通ってその先の諸寄まで行った。海浜学校の旅程表を学校でもらってきたとき,それをみながら,父が日本で一番高い餘部鉄橋を通ること教えてくれたことを覚えている。

昔の鉄橋の橋脚

とても高いコンクリートの橋

諸寄の海浜学校で,以前話した同級生のH君と二人が写った写真がある。とても小さな僕と比べて,その当時からH君はひと回り大きく堂々としている(H君のことについてはこちら👉)。そんなことを考えていると,当時がとても懐かしくなり余部まで行った。

橋はコンクリート製の構造物にに変わり,もはや鉄橋では無くなっていたが,鉄製の橋脚がそのまま残されている。橋は相変わらず,とても高くここを列車が通るのかと思うと少し不安になる程だ。事実,30年以上も前に強風で列車が転落し,橋の下の蟹工場を直撃した。列車の車掌さんと,蟹工場で働いていた何の落ち度もない女性達が大勢亡くなった。

蟹は食べると旨いことは確かだが,この事故の記憶や小林多喜二の『蟹工船』を読んだ記憶が,「蟹→山陰→寂しい」とい連鎖が,最初に述べた「山陰の静かで寂しい雰囲気」という僕の感覚に大いに影響しているのだろう。春になればまた一人ロードスターで,鳥取や島根など山陰を巡ろうと思っている。

2023年7月20日木曜日

大暑:苦み走った男の味

連日30度越えの猛暑,場所によってはほぼ40度。大暑は次の日曜日,7月23日だが,もう我慢の限界。暑い時に冷たいものも良いが,暑い時に食べる熱い沖縄料理は格別。というわけで新二十四節気の木版画は,ゴーヤチャンプルー。

ゴーヤチャンプルーと黒いフライパン

卵,豆腐,豚肉は非現実的だが,すべて四角形。あえて色を薄めにして重なりを作り炒めている混ぜくり感を出した。「苦み走った男」が作る料理は苦いはずだが,苦味とは程遠い僕には分からない。暑い夏を何とか生き延びよう!


2023年6月25日日曜日

旧居留地界隈

今日は,橋梁のT君,地質のT君と3人で久しぶりのランチ。三宮の山手にある中華料理店。いつもどおり楽しいおしゃべりの時間を過ごすことができたが,お店のサービスでちょっとびっくりするような興醒めなことがありガッカリ。お店の名前が特定されてしまうおそれがあるため,今回は食事の写真はアップロードしないことにしよう。

それはさておき,帰りにおしゃれなテラスでコーヒーやケーキをたべておしゃべりの続き。ぼんくら社会科学研究者の僕と違って,二人ともきっちりした自然科学系の専門家。構造や地層について,いろいろと勉強になるお話を聞くことができた。

テラスへの途中,旧居留地を歩いているといつものお店のショーウインドウにどこかで見たことがある「抹茶と水無月」の版画が。ちょっとモヤモヤとしていた気持ちが晴れて,とても素敵なティータイムを過ごすことができた。悪いことはすぐ忘れることにしよう!

版画にマッチした色合いの額になっている!




九月九日重陽の節句

今日九月九日は重重陽の節句。別名菊の節句。五節句のうち一年で最後の節句だ。三月三日の上巳の節句(雛祭り,桃の節句),五月五日端午の節句(子供の日菖蒲の節句),七月七日は七夕の節句(星の節句,笹の節句)がそれぞれよく知られているのに対し,重陽の節句はあまり一般的ではない。雛人形,鯉...