2026年2月4日水曜日

立春:二十四節気


本日は立春。暦の上では春の始まり。事実少し暖かい。しかし油断は禁物,週末はまた寒くなるらしい。立春を機に再び二十四節気の木版画を始めることにした。今回は,最初のチャレンジ2020年から2021年,2回目のチャレンジ2023年から2024年に続き3回目の挑戦だ。2回目では判子は前回とほぼ同じだが,「穀雨」,「大雪」,「冬至」については新しく作成した。今回ももう一つという判子は新たに刻す予定だ。

一ヶ月に2つ図案を考え,それを板に彫り,さらに絵の具をのせて紙に摺るのは大変な作業。彫り,摺りという肉体的作業はともかく,図案を考えるのが一番大変。これは研究も同じで良いテーマを探し出すというのが一番重要で大変。いつまで続くかわからないが,いろいろなものを見て,観察して,あれこれ頭で考えることは「ボケ」防止になるだろう。

というわけで立春は近所の植物園に咲く蝋梅(ろうばい)にした。単純な構図だがそれなりに手間はかかっている。蝋梅の花だけでも4版。花びらの重なりで透明感を出そうとこころみたが,色の濃さの加減が難しい。蝋というものの普通の白梅や紅梅のように五弁ではなく多弁(蝋梅は英語ではwintersweet,梅とは全く関係ない)。絵では十弁にしている。蝋梅の透明感を出すためにできるだけ薄い黄色(クロームイエロー)を用いたが,それでも三層重なる場所は結構濃い色になってしまう。まったく満足のいくものではないが,立春の判子,背景のサーモンピンク(スカーレットレイキ+白)で,なんとなく蝋梅,より詳しく言えばこの時期,この花の色と図柄では消去法で蝋梅しか思いつかないだろう。

サイズは葉書サイズ
季節の便りに使えるように下部に十分な余白をとった

実はこの版画の絵柄のサイズは,最近凝っている小さな額のサイズ。サーモンピンクの背景とともに切り抜くとピッタリと収まるようになっている。つまり部品の共有化だ(笑)。実際に額に入れたものが下。次は2月19日の雨水,どんな図柄が良いか,,,。頭が痛い。


背景はLPレコードのジャケット
ジョージ・ウインストンのWinter into Spring.





立春:二十四節気

本日は立春。暦の上では春の始まり。事実少し暖かい。しかし油断は禁物,週末はまた寒くなるらしい。立春を機に再び二十四節気の木版画を始めることにした。今回は,最初のチャレンジ2020年から2021年,2回目のチャレンジ2023年から2024年に続き3回目の挑戦だ。2回目では判子は前回...