子曰く
学びて時にこれを習う
亦説こばしからずや
朋有り遠方より来たる
亦楽しからずや
イタリアのウルビーノ(世界遺産)にあるウルビーノ大学の学長Giorgio Calcagnini(ジョルジョ・カルカニーニ)さんから突然「日本に行くので会いたい」との連絡があった。ところで日曜日に中高の友人と会食(カジュアルフレンチ)したばかり,月曜日と水曜日,木曜日,金曜日は既に詰まっており,空いているのは火曜日だけ。せっかく日本に来たのだから,珍しい体験をしてもらいたいと,鴨川の納涼床に招待することにした。日曜日に会食した中高の友人に紹介してもらった京都のとある料理旅館を予約した。
一日一グループだけの完全予約のお店にもかかわらず,突然の予約を受け入れてくださり大感謝。本当に申し訳ない。しかし本当に有難い。女将をはじめとするすべてのスタッフの完璧のホスピタリティーで,カルカニーニさんたちは特別の体験を大いに楽しむことができたと思う。
カルカニーニ学長とムッソ教授 |
カルカニーニ学長と私 |
宴の後,若女将に感謝 |
2019年に引退してまるまる6年になる。すっかり経済学は忘れてしまったが,いまだにこのように気にかけてくれる友人がたくさんいることには心から感謝している。ちなみにカルカニーニさんに限らず僕が研究上深く関わり親しくお付き合いした人の多くは,その後大学の学長など偉くなるという法則がある(笑)。事実オランダ・フローニゲン大学の元学長も香港中文大学の元学長も共著者だし,フィラデルフィア時代の友人は帰国後小さな私立大学の学長になった。もちろん僕自身はまったく偉くならなかったのだが。学長になりたくてなりたくて仕方なかったがなれなかった,僕とは親しくなかった日本の先生方ごめんね😆。
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ローマ・ワークショップの宣伝ポスター |
こんなことを書いていると,長らく会っていないラウ先生とも会いたくなった。香港で中華料理を食べるか,あるいはまた神戸でスキヤキを喰らうかしよう!
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