モンテカッシーノ修道院で有名な,カッシーノはちょうどローマとナポリの中間点。研究報告,共同研究の打ち合わせなどの合間に息抜きにポンペイを訪れました。壮大な遺跡に約2,000年前との時空を超えた体験でした。その時のスナップ写真をもとに木版画と篆刻を作成しました。
題名はポンペイ残影,書道教室で魚住先生に相談しました。本棚に,先生が表題を書かれた江藤淳『南洲残影』(文藝春秋,1998)があり,それに基づいて『庞贝(ポンペイ)残影』としました。
年末,街でぶらぶらしていてとても小さな額を見つけた。価格はなんと110円。サイズは約7センチ×9センチ,窓の大きさが約5センチ×約7センチの本当に小さなもの。壁にかけるだけではなく立てることもできる。それに合わせて簡単な木版画を作成した。安価でシンプルな額だから,木版画もシンプル...
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