モンテカッシーノ修道院で有名な,カッシーノはちょうどローマとナポリの中間点。研究報告,共同研究の打ち合わせなどの合間に息抜きにポンペイを訪れました。壮大な遺跡に約2,000年前との時空を超えた体験でした。その時のスナップ写真をもとに木版画と篆刻を作成しました。
題名はポンペイ残影,書道教室で魚住先生に相談しました。本棚に,先生が表題を書かれた江藤淳『南洲残影』(文藝春秋,1998)があり,それに基づいて『庞贝(ポンペイ)残影』としました。
今日は立秋。暦の上では秋が始まるが,実際には夏真っ盛り,至る所で酷暑日が続く。しかし僕はしばらく暑さとは無縁の完全空調下の病院にいた。実は下肢の血液の循環に問題があり,血管内の治療を行っていた。カテーテルと呼ばれる細い管を太ももの動脈に入れ,血管内に溜まった石灰質を細いドリルで削...
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