2021年11月29日月曜日

英語の俳句・木版画・篆刻・二人展:前日

いよいよ明日11月30日から,Dさんとの「英語の俳句・木版画・篆刻・二人展」が始まる。今日(11月29日)は午後3時から,作品の搬入と会場の設営だ。Dさんの奥様(どうしてDさんではなく,奥様なのかはあらためて説明する)と僕と二人に加えて,強力な助っ人が三人集まってくれた。一人は,Dさんと僕が現役時代からずっとお世話になったSさん(このブログにもお茶の達人として度々登場している),書道の友人Tさん,版画の友人Mさんである。

言うまでもなく作品展をするのは初めての経験,右も左もわからない。しかし皆で知恵を出し合えばなんとかなるはずだ。展示するのは

  • Dさんの英語俳句に僕の木版画をつけた額15枚
  • 僕の24節気の木版画ハガキの額12枚
  • 篆刻と木版画の小品数点
の三種類。メインはもちろん英語の俳句と木版画のコラボレーション。これをギャラリーに入ってすぐの壁から正面の壁にかけて展示することはすぐに決まった。今回の作品はすべてインチ額(254ミリ×203ミリ)という小さな額だが,ワイヤーのフックにうまく引っ掛からなかったり,水平のバランスがとれなかったり。その場で急遽,額に金具や紐を取り付けると言う泥縄作業。何よりも額の高さ,額と額との間の間隔,キャプションの位置の設定などが難しく,想像以上に大変な作業だった。

この面に5個はちょっと多いかな


やっぱり4個にしよう。一つは次の壁へ移動

一つずつ高さを揃え水平バランスをとる

なんとか高さが揃った

悪戦苦闘すること1時間あまり,なんとか15個すべての額の設営完了。早速版画のお友達が贈ってくれたお花を第一コーナーへ置いてみた。なんか「さま」になっている。みな思わずニンマリ,「えーやん」と自画自賛。15個の英語俳句だけではスペースは余るが,12枚の季節のハガキの額を掛けるにはスペースは足らない。そこで,季節のハガキの額はテーブルの上に展示することを決定。Tさんが用意してくれた立派な毛氈を敷き,その上に乗せることにした。

Mさん絶妙の配置案,毛氈が光る!

そして余ったスペースには用意していた篆刻の小品を配置して準備完了。明日のオープンを待つばかり。不安であってワクワクするような気持ちで5人はそれぞれ帰宅の途に。明日本当に誰か見に来てくれるんだろうか?

篆刻コーナー



0 件のコメント:

新二十四節気・冬至

今週末の土曜日(12月21日)は冬至。北半球では一年で夜が一番長い日だ。ただし日の入りが一番早いわけでも無いし,日の出が一番遅いわけでもない。日の入りから日の出までの時間が一番長いというだけだ。実は,日が暮れるのが一番早い日は冬至より少し前,日の出が一番遅いのは冬至より少し後にな...