神戸には素敵な中華街,南京町がある。大きすぎることもなく,小さすぎることもなく,美味しいものを探してブラブラするには,ちょうど良い大きさだ。南京町の東の西安門の近くに,かつて美味しい牡蠣の汁そばを出すお店があり,冬になるとよく通ったが,いつのまにか無くなってしまった。また,行列ができる有名な豚まん屋さんもある。
ただし,豚まんに限っては僕は行列に並んでまで食べる気持ちはないし,昔から,小腹が空くと,ずっと西の神戸駅の近くにある,南京町の豚まん屋さんとは「一字違い」で発音が同じ豚まん屋さんまで歩くことにしている。最近もそこで3つ豚まんを食べたばかりだ。
ところで,毎年二月の最初に南京町では春節祭が盛大に開かれる。残念ながら昨年に続き,コロナ禍のため今年も龍舞などの華やかな行事はすべて中止になった。少し時期を逸したが,龍舞を思い出しながら木版画を作成した(篆刻は春節)。例年ならば,このような龍が,街を練り歩くのを見ることができたのだが。
南京町の龍舞 |
この龍は全長47メートル,高校生が操っている。来年はこれを見ることができるといいんだが。
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