お正月の準備もほとんど終わった。わが家の人口密度は一気に3倍になり賑やかな大晦日だ。明日から1月(睦月),新年が始まる。
わが家には白い山茶花(さざんか)と赤い山茶花がある。白い山茶花は10月末から咲き始め,12月から1月にかけて満開になる。赤い山茶花はそれより少し遅れて12月末から咲き始める。二十四節気の「小寒」の木版画は,赤い山茶花だったが,「裏庭の風景」の1月(睦月)は白い山茶花を木版画にすることにした。
今日は県立美術館の木版画教室。めずらしく今日は2時間すべて作業に没頭した。このみ先生に加え,ベテランのAさん,Oさん,Kさんのアドバイスを受けながら作成途中の「裏庭の風景2月」の試し刷りをした。 結構おもしろいものができたが,結果は2月のお楽しみ。
帰り道,ちょっと六甲台キャンパスまで足を延ばして,アトリエノーベンバーのシュトレンをAさんから受け取った。ずっしりと重く今年も美味しそうだ。
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アトリエ・ノーベンバーのシュトレン |
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Very Merry Christmas! |
アトリエノーベンバーにお願いしていたシュトレンも出来上がったとの連絡があり,いよいよクリスマスだ。今年もクリスマスカードを作成した。今年は正統派,ポインセチアの図柄に決めて,写生するため早速街の花屋さんで鉢植えを購入した。480円。
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ポインセチア |
しかしもともと絵を描く才能がゼロの僕にとって写生は難関中の難関。結局いつものようにマンガのような図案になってしまった。花は上から見ているのに,鉢は横から見ているという理屈に合わないチグハグなものになってしまった。
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赤いポインセチア |
ポインセチアに見えるといいのだが。上にMerry Christmas !と文字を入れたので,ポインセチアと認識してもらえるといいのだが。一つでは寂しいので,色を変えて黄色いポインセチアも摺ってみた。
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黄色いポインセチア |
年末,街でぶらぶらしていてとても小さな額を見つけた。価格はなんと110円。サイズは約7センチ×9センチ,窓の大きさが約5センチ×約7センチの本当に小さなもの。壁にかけるだけではなく立てることもできる。それに合わせて簡単な木版画を作成した。安価でシンプルな額だから,木版画もシンプル...