2019年8月31日土曜日

遠足

木版画の本田このみ先生が,展覧会(グループ展)をするので,京都へ観に行ってきました!展示されていたのは,それはそれは綺麗な版画ばかりでとても楽しむことができました。特に本田先生の版画は,見るととってもハッピーな気持ちになる素敵なものばかりでした。習いたての僕は,色使いがよくわからず,いつも黒を基調にしたものばかりだったのですが,少し色使いも勉強して,ハッピーな気持ちになるような版画を作りたいものですね。



今回も,いつものメンバー3人(T,Dさん,Sさん)で久しぶりの遠足,展覧会の帰り,ギャラリーの本近くの無鄰菴に立ち寄りました。無鄰菴の入り口で記念撮影。現役時代からの零細グループのため,写真係やお弁当係もおらず,すべて自分たちで。記念撮影も3人で交代で撮影するため三人一緒のものはない。


当日は観光客も少なく,お庭や茶室,山県有朋の会議室の見学はもちろん,それよりも座敷にあがってのんびりと小一時間過ごすことができました。






三人で,しばし,ぶらぶらと散策。流れる水の音や,緑につつまれた庭で暑さも忘れます。

なぜか,起立。
礼(笑)
例によって,Tのリクエストで甘いものとお茶を一服。特製どら焼きとほうじ茶。Sさんは本物のお茶の方がよかったかな。



ほうじ茶と特製どら焼き
今回も楽しい遠足でした。次回はどこへ行こうかな。

2019年8月21日水曜日

篆刻の作成

魚住書道教室の友人,蕙心さんと蓉風さんの落款を作成しました。どちらも五分(15ミリ)です。どちらも魚住先生のアドバイスを受けました。

蕙心
蓉風

2019年8月3日土曜日

花火

今日夜,神戸港で花火大会がありました。あいにく自宅からは全く見えず,時折音がするだけ。想像で花火大会の木版画を作成しました。題名は大暑。大暑(7月23日)からは少し時間が経ちましたが,相変わらず猛暑が続きます。

地上波,KLMでもらったアムステルダムの家のデルフト焼きをもとに作成したアムステルダムの街並み。まったく空想の世界。



2019年8月2日金曜日

一版多色刷

木版画教室で習った「一版多色刷」の技法で木版画を作成しました。一つはカミさんが昔描いたデンドロビウム,もう一つは1988年ヨーロッパ金融学会での報告のため訪れたイスタンブールのバザールで買い求めた魔法のランプ。ただしいまだに魔神は現れない。

デンドロビウムには「華圉」,ランプには「紫夢」という題名をつけ篆刻を作成しました。「華圉(かぎょ)」は魯迅が「門外漢の文談」を投稿した際に用いた筆名。魯迅は筆名を200近く持っていたらしい。篆刻は銭君陶(せんくんとう)の『魯迅筆名印集』の模刻。圉はもともと牢屋という意味らしいが,馬圉(バギョ)・牧圉(ボクギョ)は馬や牧場の世話をする人だから,もしかすれば華を世話する人かもわからないが,本当のところはわからない。

華圉




ランプは「紫夢」という題名をつけました。篆刻は斉白石(せいはくせき)スタイル。紫煙なら煙草の煙になったしまうのでいろいろ考えた挙句,紫色の夢にしました。いずれも普通の木版画とはずいぶん異なる雰囲気になりました。







Durch Shinshu Bei Nacht

エゴン・シーレのDURCH EUROPA BEI NACHTに触発され,白馬三山(左より白馬鑓、杓子、白馬)の麓を通過する二両編成の気動車キハ52の木版画を作成しました。つまりDURCH SHINSHU BEI NACHTです。列車は糸魚川方面(日本海)へ向かっています。実際には南小谷以北からこのような角度で白馬三山が見えないかもしれませんが,空想の世界。木版画教室でならった黒の上に色を重ねる手法を用いました。題名は蘇州夜曲をもじって「信州夜曲」。








新二十四節気・冬至

今週末の土曜日(12月21日)は冬至。北半球では一年で夜が一番長い日だ。ただし日の入りが一番早いわけでも無いし,日の出が一番遅いわけでもない。日の入りから日の出までの時間が一番長いというだけだ。実は,日が暮れるのが一番早い日は冬至より少し前,日の出が一番遅いのは冬至より少し後にな...