本日は立冬。暦の上では冬の始まりだ。日中は相変わらず暖かいが,朝夕はぐっと冷え込むようになった。週末からは一気に気温が下がるようだ。茶道では「炉開き」のシーズン。というわけで「炉開き」をテーマに小さな木版画を作成した。
昨年,京都のあるお寺で「炉開き」のお茶会に招かれ参加した。正式なお茶会に参加するのは初めての経験,茶道の作法は全く知らず緊張のあまり,「亥の子餅」以外は何も覚えていない。わが家の庭で紅葉したヤマボウシの葉と畳の上の懐紙に乗った亥の子餅を描いた。畳は琉球畳。茶室に琉球畳が使われるかどうかはわからないが,長方形の通常の畳より正方形の琉球畳の方が数段デザインがやり易い。おまけに縁がないから手間も省ける。濃いグレーのアクセントは「炉」のつもり。参考のためわが家の和室の琉球畳の写真を揚げておこう。
炉開き |
琉球畳 |
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