2022年7月3日日曜日

修正:額紫陽花(隅田の花火)

裏庭の額紫陽花(隅田の花火)の木版画を作成する時,時間をかけて観察したのだが,実は花の形状ばかり見ていて,葉をきちんと観察していなかった。裏庭の紫陽花が咲いているところは葉が密集しているため,虫に刺されやすく,近づいて正確に観察するのが面倒なので,適当に葉を並べただけだった。

しかし,近づいて注意深く観察すると葉は交互(互生)ではなく,茎の同じところから,逆方向に出ている。つまり対生であることがわかった。本やサイトでは八重額紫陽花(隅田の花火)の葉は互生と書いてあるものもあり,なんとなくそれを鵜呑みにしたままだった。改めて観察の大切を実感した。これでは科学者失格だ。

そこで葉の部分だけを対生に修正した木版画を再度アップロードした。お詫びの印に,修正版では葉っぱにカナブンを乗せた。

修正された額紫陽花とカナブン


0 件のコメント:

新二十四節気・冬至

今週末の土曜日(12月21日)は冬至。北半球では一年で夜が一番長い日だ。ただし日の入りが一番早いわけでも無いし,日の出が一番遅いわけでもない。日の入りから日の出までの時間が一番長いというだけだ。実は,日が暮れるのが一番早い日は冬至より少し前,日の出が一番遅いのは冬至より少し後にな...