2026年2月19日木曜日

雨水:二十四節気

本日は雨水。薄いの図柄はこれまた近所の植物園のネコヤナギ。やはりサイズは葉書サイズ,やはり季節の便りに使えるように下部に十分な余白がある。これもスカイブルーの背景で切り抜くと小さな額にピッタリと収まる。


葉書(山根はがき)

小さな額(ナチュラルキッチン)


テクニカルデータ
  • 背景の色: スカイブルー (ニッカーポスターカラー #128)
  • ネコヤナギの色: 白 (ターナー ポスターカラー #001) + 黒 (ニッカーポスターカラー #054)
  • 枝の色: バーントシエナ (ニッカーポスターカラー #043) + 黒 (ニッカーポスターカラー #054)+ 白 (ターナー ポスターカラー #001)


2026年2月14日土曜日

小村雪岱展@あべのハルカス美術館

昨日,六ヶ月ごとの心臓の定期検査の帰り,前々から行ってみたいと思っていた「小村雪岱」展を訪ねた。場所は大阪のあべのハルカス美術館。良い作品を見ることは何よりの勉強,今回も数々の作品に共感を覚え強い刺激と沢山のヒントを得た。




青柳


雪の朝

作者は東京美術学校(現東京芸術大学)卒業の正真正銘の芸術家だが,これが芸術だ!と大上段に構えるわけではない姿勢がとても共感を呼ぶ。本の挿絵や装丁,舞台装置などまで様々なものが展示されていて飽きることなくあっという間に時間が過ぎる。もちろん作品のレベルは天と地とほど違うが,僕自身が考えていることと重なることも多い。やはり良い作品を見ることは一番の勉強だ。



2026年2月4日水曜日

立春:二十四節気


本日は立春。暦の上では春の始まり。事実少し暖かい。しかし油断は禁物,週末はまた寒くなるらしい。立春を機に再び二十四節気の木版画を始めることにした。今回は,最初のチャレンジ(2020年から2021年),2回目のチャレンジ(2023年から2024年)に続き3回目の挑戦だ。2回目では判子は最初とほぼ同じだが,「穀雨」,「大雪」,「冬至」については新しく作成した。今回ももう一つという判子は新たに刻す予定だ。

一ヶ月に2つ図案を考え,それを板に彫り,さらに絵の具をのせて紙に摺るのは大変な作業。彫り,摺りという肉体的作業はともかく,図案を考えるのが一番大変。これは研究も同じで良いテーマを探し出すというのが一番重要で大変。そのことに悩まされ続けた40年だった。いつまで続くかわからないが,いろいろなものを見て,観察して,あれこれ頭で考えることは「ボケ」防止になるだろう。今年73歳になる。

というわけで立春の図柄は近所の植物園に咲く蝋梅(ろうばい)。単純な構図だがそれなりに手間はかかっている。蝋梅の花だけでも4版。花びらの重なりで透明感を出そうとこころみたが,色の濃さの加減が難しい。蝋というものの普通の白梅や紅梅のように五弁ではなく多弁(蝋梅は英語ではwintersweet,梅とは全く関係ない)。絵では十弁にしている。蝋梅の透明感を出すためにできるだけ薄い黄色(クロームイエロー)を用いたが,それでも三層重なる場所は結構濃い色になってしまう。まったく満足のいくものではないが,立春の判子,背景のサーモンピンク(スカーレットレイキ+白)で,なんとなく蝋梅,より詳しく言えばこの時期,この花の色と図柄では消去法で蝋梅しか思いつかないだろう。

サイズは葉書サイズ
季節の便りに使えるように下部に十分な余白をとった

実はこの版画の絵柄のサイズは,最近凝っている小さな額のサイズ。サーモンピンクの背景とともに切り抜くとピッタリと収まるようになっている。つまり部品の共有化だ(笑)。実際に額に入れたものが下。次は2月19日の雨水,どんな図柄が良いか,,,。頭が痛い。


背景はLPレコードのジャケット
ジョージ・ウインストンのWinter into Spring.

テクニカルデータ:

  • 背景: スカーレット・レーキ (ニッカー・ポスターカラー #004)+ White (ターナー・ポスターカラー #001)
  • 花: クロームイエロー (ニッカー・ポスターカラー #026)
  • 木: 黒 (ニッカー・ポスターカラー #054)+ 白 (ターナー・ポスターカラー #001)




雨水:二十四節気

本日は雨水。薄いの図柄はこれまた近所の植物園のネコヤナギ。やはりサイズは葉書サイズ,やはり季節の便りに使えるように下部に十分な余白がある。これもスカイブルーの背景で切り抜くと小さな額にピッタリと収まる。 葉書(山根はがき) 小さな額(ナチュラルキッチン) テクニカルデータ 背景の...