本日は土曜日。40名ほどの来訪者があった。作品は英語の俳句が中心的な役割を果たしているので,皆さん版画を一瞥して素通りではなく,じっくりと俳句との組み合わせを鑑賞されている。俳句や版画について質問される方もいるし,例えば二十四節気の版画のキャプションのスペリングミスを指摘くださった方もおられた(脚注)。そのため最低30分程度はギャラリーに滞在されるようである。ギャラリーを開いているのは12時から6時まで6時間だから平均的に3,4名の人が滞在していたことになる。当初は,ガランとしたギャラリーで,一人物思いに耽るつもりだったが,当てが外れた。対応にてんてこ舞い。
今日もまた名誉教授のK先生が来てくれた。先生は病気のため体が少し不自由になったが,奥様に連れられてきてくださった。今や,すっかり変わったK大学K学部,皆が家族のようだった昔が懐かしい。ところで今日は懐かしい顔が沢山。K大学でのゼミの一期生I君が奥様と来てくれた。1995年の震災の時もI君は四国にいるT君と二人で,交通が遮断されているなか大学までお見舞いと応援に駆けつけてくれた。T君は今回どうしても外せない用事があって来られなかったが美味しいお菓子を陣中見舞いに送ってくれた。いつまでも覚えておいてくれるのは有難いことだ。そして初めて奥様ともお会いすることが出来た。みな本当に立派になっている。立派にならなかったのは先生だけということか,,,,
圧巻は,2002から2008年にかけて一時在籍した大学での学生たちが大挙して来てくれたことだ。大挙してきてくれたのは,一人を除いてすべて女性。顔をみただけでそれぞれとのエピソードが鮮明に思い出される。たった35人だけの特別コース。今から思えば,その大学のいろいろな人の,いろいろな思惑の絡み合ったコースだったが,僕はそういうこととは無関係,私利私欲無しで,全力投球できたと思う。泣いたり笑ったりの彼,彼女達との4年間だった。皆素敵に歳を取り,魅力的な彼,彼女になっている。落ち着けばまた彼ら彼女らとワイワイやりたいなあ。
集まってくれた学生たちと |
学生たちが送ってくれた素敵なお花 |
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