2021年12月3日金曜日

英語の俳句・木版画・篆刻・二人展:第4日

二人展も後半になる。今日は最後の平日だ。金曜日は県立美術館の木版画教室がある。1時半に教室が始まる前にAさんとKさんが立ち寄ってくれた。 2013年に科学研究費の成果報告を兼ねて小さな研究集会をK大で開いたことがある。その研究会では,畏友のO君(今日ご夫妻で二人展に来てくれた)が司会,二人展の相方Dさんがキーノートスピーチをしてくれ,東京のK大,H大からのゲストスピーカーとならんで僕も渾身の論文を報告,研究集会はとても思い出深いものになった。今回「二人展」のテーブルの片隅にその時の自作のポスターを額に入れておいた。これで素性がわかってしまったのだが,今日来てくれた版画のKさんはなんと学部は違うが僕たちの後輩だった。

お土産の栞の横においた研究集会の自作ポスター

そうこうするうちに,版画教室が終わり教室の先輩たちが連れ立って見に来てくれた。木版画を初めてまだ2年,作品展を開くのは無謀な試みだったかもしれない。しかし先輩たちの後押しで思い切ることができた。もちろん木版画だけでは話にならない。事実来てくださった人は皆「木版画」そのものや「英語の俳句」そのものを褒めてはくれなかったが,「両者が妙にマッチしている」と言われることが多かったのは,僕たちの狙いどおりでとても嬉しかった。

木版画教室の面々

以前このブログで紹介した大学院の卒業生N君が奥様と一緒に見に来てくれた。普段は研究上の付き合いだが,この機会に奥様やお子さん同伴で来てくださることが多い。初めてお会いする奥様は魅力的な人ばかりだ。聞くところによると奥様は僕の二十四節気の木版画のファンということ。ファンがいるとはうれしい限り。励みになるなあ。

この他,元同僚,昔お世話になった研究助成室の女性,書道教室で一緒だった友人とともに,プロの画家の方,ロシア語のエキスパートまで多士済々に来ていただいた。Dさんのゼミの後輩のG君が,アップルパイの差し入れを持って,遠く大津から見に来てくれた。僕はお会いするのは初めてだが,僕にとっても後輩にあたり,なぜかとても身近な感じがした。差し入れにいただいたアップルパイは絶品。りんごの味が口中に広がる。是非お試しあれ(→こちら)。


Sさんが持ってきてくれた立派なお花

それこそ30年ぶりの再会。Tさん(旧姓Kさん)からの可愛いお花


明日から週末。平日忙しい人たちが来てくれるだろう。お土産の栞は品切れ状態。明日までに増産しなければ,,,,。



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