10月から半年間続いたこのみ先生の木版画コースも今日(2月17日)でいよいよ終了。今日は半年間の成果の講評会。課題は「空摺り」と「折本」。教室の前方のテーブルにズラリと力作が並ぶ。名目上は初心者コースなんだが,作品を見るとセミプロ級。事実,中には見るからに芸術家という方もおられる。受講生一人一人の作品説明にも力が入る。それぞれの作品にはそれぞれの背景があるわけだ。このみ先生はいつものように「褒めながら」も的確なコメントを次々と加えていく。そうだ!教育とは「褒めることなんだ」とあらためて実感。
ズラリと並んだ力作 |
すべての作品を講評するこのみ先生 |
毎回の講評会で思うのは,他の方々の作品と比べて自分の作品(作品と呼べるかどうかも疑問)の拙いこと。今回も四年間,本田このみ先生に指導してもらってこの程度のものしか作れない自分の限界をひしひしと感じた。
このみ先生の木版画教室は今期でおしまい。来期から先生は新しい先生になる。これを機に木版画はとりあえず半年間一休み。ここでちょっとゲネラル・パウゼだ。趣味や道楽は,自分自身が楽しめればそれだけで十分だが,それで周りの人もちょっぴり「にっこり」できればもっと良い。半年いろんな本を読んだり,いろんな映画を観たり,いろんな所を訪れて,これは是非周りの人にもちょっぴり「にっこり」してほしいというような題材を見つけたら再開しようと思う。
講評会の後:懇親会(まさに老若男女) |
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