半年ぶりのキャンプは,能勢「杜のテラス」での真夏キャンプから一転,同じ場所での真冬キャンプ。 寒さ対策は万全。ただそのため荷物が格段に増加し,ロードスターは断念,カミさんのヤリスクロスを借りてたくさんの荷物を積み込んだ。今回もR大時代の友人と一緒。
いつものテントだが遠景にはヤリスクロス |
アヒージョ |
ペペロンチーノ |
炎をみていると心が落ち着く |
野菜たっぷりのカレー鍋 |
友人撮影の夜空の星 |
半年ぶりのキャンプは,能勢「杜のテラス」での真夏キャンプから一転,同じ場所での真冬キャンプ。 寒さ対策は万全。ただそのため荷物が格段に増加し,ロードスターは断念,カミさんのヤリスクロスを借りてたくさんの荷物を積み込んだ。今回もR大時代の友人と一緒。
いつものテントだが遠景にはヤリスクロス |
アヒージョ |
ペペロンチーノ |
炎をみていると心が落ち着く |
野菜たっぷりのカレー鍋 |
友人撮影の夜空の星 |
明日は二十四節気の大寒。英語で言えば "Great cold" 。まあ一年で一番寒い時期なんだろう。それでも,今週は旧友と二人キャンプに行く計画だ。キャンプの夜は鍋と日本酒に決定。キャンプについては別の機会にブログで報告するが,キャンプといえばやはり焚き火だ。
と言うわけで,大寒の木版画のテーマは焚き火と焼芋。色づいた落ち葉の中に焼き芋が二個,小さな炎と立ち上る煙。
紫の匂へる妹を憎くあらば人妻故に我恋ひめやも(万葉集)
だ。これは額田王の歌
あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る(万葉集)
への返歌。要するに,現代語の「芋」と,古文の「妹」の発音が同じというだけ。加えてさつまいもの色は紫だし,落ち葉が沢山あるから万葉という妄想の連鎖。焼き芋の版画を摺っていてふとこの歌を思い出したわけだ。
人妻故の「故」の意味が分かり難いが,リービ英雄の英訳を見ればバッチリ。故は,"because" ではなく,"though" なのだ。
If I despised you, who are as beautiful
as the murasaki grass,
would I be longing for you like this,
though you are another man’s wife?
English translation by Ian Hideo Levy in Miyata et al. (2000) Love songs from the Man'yoshu (Tokyo: Kodansya International)
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『万葉恋歌』 |
万葉集の歌は本来とてもシンプルで心情を直接的に表現したものが多い。難しい解釈は不要。英語で読むのが一番わかりやすい(こちらも参照👉)。上記の本,切り絵はあまり興味はないのだが,リービ英雄の英訳が知りたくて購入したもの。誤解をないように言うが,この本の切り絵が「もう一つ」というのではなく,僕は「切り絵」というものにあまり心を惹かれないのだ。
明日は二十四節気の小寒。英語で言えば "Slight cold" だから「ちょっぴり寒い」と言うわけだが,ここ六甲山の裏では朝晩の寒さは結構きつい。それでも今日は,幌をフルオープンにしてパンを買いに山道のドライブを楽しんだ。贔屓のパン屋さんは今日が年明けオープン。
お正月休みは明日でおしまい。お正月休みは,近所の箕谷神社に初詣に出かけただけで,後は家の中で食ったり飲んだりの毎日,気がつくと体重は一気に2kgも増加した。
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箕谷神社 |
クリスマスシーズンのシュトレンもすっかり無くなるため,正月休みは毎年和菓子を楽しむのが常だ。特に金沢出身のH先生が,生前年末に届けてくれる金沢の和菓子「福梅」はわが家のお正月には欠かせない和菓子だった。まさに「仰げば尊し和菓子の恩」
先生が亡くなった後年末に金沢から取り寄せていた。ただ今年は取り寄せることはなかった。暮れに京都の料亭の女将から京都の和菓子が届いた。それだけでお正月は十分。しかし毎年あるものがないのは少々寂しい。そこで小寒の版画は,きちんと並んだ箱入りの,「福梅」を木版画にした。添えた一言は「笑門来福」をもじった駄洒落。
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福梅10個入り |
年末,街でぶらぶらしていてとても小さな額を見つけた。価格はなんと110円。サイズは約7センチ×9センチ,窓の大きさが約5センチ×約7センチの本当に小さなもの。壁にかけるだけではなく立てることもできる。それに合わせて簡単な木版画を作成した。安価でシンプルな額だから,木版画もシンプル...