2025年6月19日木曜日

朋有り遠方より来たる (その2)

 子曰く

学びて時にこれを習う

亦説こばしからずや

朋有り遠方より来たる

亦楽しからずや


イタリアのウルビーノ(世界遺産)にあるウルビーノ大学の学長Giorgio Calcagnini(ジョルジョ・カルカニーニ)さんから突然「日本に行くので会いたい」との連絡があった。ところで日曜日に中高の友人と会食(カジュアルフレンチ)したばかり,月曜日と水曜日,木曜日,金曜日は既に詰まっており,空いているのは火曜日だけ。せっかく日本に来たのだから,珍しい体験をしてもらいたいと,鴨川の納涼床に招待することにした。日曜日に会食した中高の友人に紹介してもらった京都のとある料理旅館を予約した。

一日一グループだけの完全予約のお店にもかかわらず,突然の予約を受け入れてくださり大感謝。本当に申し訳ない。しかし本当に有難い。女将をはじめとするすべてのスタッフの完璧のホスピタリティーで,カルカニーニさんたちは特別の体験を大いに楽しむことができたと思う。

カルカニーニ学長とムッソ教授



カルカニーニ学長と私


宴の後,若女将に感謝

2019年に引退してまるまる6年になる。すっかり経済学は忘れてしまったが,いまだにこのように気にかけてくれる友人がたくさんいることには心から感謝している。ちなみにカルカニーニさんに限らず僕が研究上深く関わり親しく付き合った人の多くは,その後大学の学長など偉くなるという法則がある(笑)。事実オランダ・フローニゲン大学の元学長も香港中文大学の元学長も共著者だし,フィラデルフィア時代の友人は帰国後小さな私立大学の学長になった。学長になりたくてなりたくて仕方がなかったのに,なれなかった日本の大先生の方々,ごめんね😆。

ローマ・ワークショップの宣伝ポスター

こんなことを書いていると,長らく会っていないラウ先生とも会いたくなった。香港で中華料理を食べるか,あるいはまた神戸でスキヤキを喰らうかしよう!

2025年6月5日木曜日

ロードスター,ラストラン

ロードスターを息子に譲ることにした。6月1日の日曜日がラストラン,遠く離れた息子の家まで運転して行った。朝出発して夕方到着,無事にロードスターを届けることができた。

途中のサービスエリアにて

このロードスターで,信州,九州,四国,東北などいろんな所へ行った。年に2回の和歌山までの墓参り,週に一度の山越えの道を通って食パンと和菓子の買い出しと,まさに相棒と言う言葉がピッタリの車だった。

ガレージのいつもの場所にもう無いのは少し寂しいが,他人に渡ったわけではない。息子のところにあるのだから安心だ。単なる移動手段ではない特別の車として息子家族に潤いを与えてくれるだろう。

これからはカミさんと一台の車を共用することになる。これまでのように,いつでも自由に使うと言うわけにはいかないが,だんだん増えてきたキャンプギアを積み込むにはロードスターよりも便利になる。

ロードスターキャンプ

ロードスター・魅惑の小容量トランクルーム


ロードスターの記録



朋有り遠方より来たる (その2)

 子曰く 学びて時にこれを習う 亦説こばしからずや 朋有り遠方より来たる 亦楽しからずや イタリアのウルビーノ(世界遺産)にある ウルビーノ大学 の学長Giorgio Calcagnini(ジョルジョ・カルカニーニ)さんから突然「日本に行くので会いたい」との連絡があった。ところで...