2020年11月24日火曜日

京都までひとっ走り(旧友との再会)

連休明け,京都に行ってきた。小雪の版画(托鉢僧)がきっかけで,同期で同僚だったMさんと30年ぶりに会うことになった。Mさんは現在も同じ大学で活躍中だが,3月で定年退職の予定だ。Mさんとは,当時下宿が近く,よく行き来して「四方山話」に耽った。

三密を避け,往復はもちろん幌を開けてのドライブ,待ち合わせはすっかりモダンになった市役所の近くのホテルの広々としたロビー。30年ぶり,すっかり貫禄のでたMさんに戸惑い最初は少しぎこちない会話だったが,すぐにかつての「四方山話」が復活。


40年前に一緒に勤めていた頃は金閣寺の近くにあった大学も,その後滋賀に移転し,なんと今は大阪の茨木にあるらしい。もう少し時間があれば,もっとすっかり昔に戻れただろうが,こんな時期なので小一時間でおしゃべりを切り上げ,御池通をぶらぶら歩いて,再会を約して別れた。

実は,前日にふと木版画のH先生のインスタグラムを見ると,展覧会が予定延長で本日まで二条城の近くの小さな古本屋さんで開催されていることを知り,立ち寄った。とても雰囲気のある小さな古本屋さんだった。



今回も素敵な作品が目白押し。いつも何か購入しようと思うのだが,決めかねてしまう。今回も同様。しかし作品集の小冊子があったので購入した。帰宅後も眺めて楽しんでいる。木版画をはじめてもうすぐ2年になる。テクニックは少しずつだが上達していると思うが,やはりプロとは,テーマの発想,色合い,何かが違う。これを才能というんだろうなといつも感じる。まあ,しかし自分が楽しめるだけで十分だ。

Mさんとの待ち合わせの前後,街をぶらぶら。勤めていた大学は二条城の近くに新しくできてていた。40年前に勤めていたころからは想像もできないような豪華な建物だった。お気に入りの寺町の飴屋さん(この通りをずーっと上がっていくと昔の下宿がある)にも立ち寄り飴を買ったり,ふと見かけた味噌屋で「柚味噌」を購入したり,久しぶりの一人の京都散策を楽しんだ。


(11月24日記)



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