2020年6月26日金曜日

雅号印

2013年に,U先生の書道教室に通い始めた。年末に年賀状用に馬の判子を作成したのが,僕の篆刻のはじまりである。石を彫るため,先生から「窮石」という雅号をいただいた。それ以来,書道や篆刻の作品には,この窮石という落款印を使うこととなった。台北での展覧会,唐山での展覧会にも窮石の名前で作品を出品した。

いろいろな場合に対応するため,大きなものから小さなものまで,沢山の判子がある。


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すべてが「窮石」ではなく,独自に考えたものもあり,場合によって使い分けている。上から,「窮」,「窮石」,「阿北斎」(あほくさいと発音),「窮石翁」,「一老山人」(一郎と一老をかけている),「窮石」,「窮石」。最近作ったものには,斉白石の影響が強く出ているのは明白。


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