今日で,定年退職後ちょうど2年になる。定年退職後は「教育(きょういく)」と「教養(きょうよう)」が無くなるとよく言われる。つまり「今日行く(きょういく)」所がない,「今日用(きょうよう)」がないのだ。特に今年度(もう年度という時間の区切りは僕にはあまり重要ではないんだが)はコロナ禍のため,週に一度の山奥のパン屋さんと和菓子屋さんへの買い出し以外,外出することもほとんどない。
今日は,そのついでに思い立って「小野桜づつみ回廊」というところまで車で桜を見にいってきた。自宅から車で1時間ほどのところにある。昨日までの黄砂もなくなり絶好のドライブ日和。
「小野桜づつみ回廊」はK大の研究助成助手だったIさんに昨年初めて教えてもらった。なにぶん交通不便な田舎で平日だったためか,見ての通り(写真)人出も多くなく,何よりも加古川の堤防の上という風通しのよい所にあるため,いわゆる三密とは無縁である。写真は水面に映る逆さ桜だが,少し風があり漣がたっていたためはっきりとは映らなかった。
小野まで行ってふと中学・高校の同級生のF君のことを思い出した。結構遠いところから通ってきていたんだ。一度連絡してみようかなという気持ちになった。
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