木版画教室の若い友人が「5月1日はJour de muguet(フランス語ですずらんの日)と言って,大切な人にすずらんの花を贈る日なんですよ」と粋なことを教えてくれた。持つべきものは「若い」友だ。5月1日と言えば,僕は組合のメーデーしか思い浮かばない。すずらんは,幸せを運ぶ花らしい。
それじゃあ,すずらんをモチーフとして木版画を作成しようかという話が持ち上がった。さっそくご近所の庭先に咲くすずらんを観察に行ったが,思っていたより随分小さくてびっくり。僕の版画(ハガキサイズ)は,単色(ビリディアンというこれまでほとんど使わなかった色)の背景に,すずらんの花を白くくり抜いただけの,とてもシンプルなもの。
明日は5月1日,ジュールドミュゲ。すずらんが幸せと平穏を運んできてくれると良いのだが。
(注記)もちろん「若くない」友からも多くのことを学んでいる。持つべきものは「若い」友だけではない。
0 件のコメント:
コメントを投稿