2021年4月12日月曜日

Revisiting "A place I have never been (I): Antarctica"

先日,アトリエプンタスの木版画教室へ行ってきた。生徒は僕だけでこのみ先生を独り占めだった。まるで大学院のゼミのように雑談を交えながら密度の濃い指導をしてもらった。以前作成した南極の版画が,小学生の夏休みの宿題の版画みたいに思えたので,先生に相談すると,先生がかつて作成した版画「南極点のお弁当」を見せていただいた。とても大きく素敵な版画で,いつものように,やっぱり見ているだけですごく幸せな気持ちになる。

つまり,砕氷船が航行する氷海に一工夫すれば良いというアドバイスである。南極点のお弁当は雪原,僕の南極は氷海で,両者に違いはあるが,それを参考に「丸刀」でランダムに(というより適当に)彫ることで氷海らしくなった。もちろん先生の作品はもっと複雑に効果を考え抜いて作成されている。ついでに南極大陸の山並みにも雪化粧をつけてみた。なんとなく南極らしくなった気がする。少なくとも「小学生の宿題」から「中学生の宿題」にレベルアップしたな(笑)。



0 件のコメント:

朋有り遠方より来たる (その2)

 子曰く 学びて時にこれを習う 亦説こばしからずや 朋有り遠方より来たる 亦楽しからずや イタリアのウルビーノ(世界遺産)にある ウルビーノ大学 の学長Giorgio Calcagnini(ジョルジョ・カルカニーニ)さんから突然「日本に行くので会いたい」との連絡があった。ところで...