今日は6月の第一月曜日,木版画の会。中央区の文化センターの美術室に9人の木版画愛好者が集まった。今日はHさんの「回転版画?」のデモがあった。木の板を彫刻刀で彫り,それに絵の具を載せてバレンで和紙に摺るという伝統的な版画ではなく,段ボールにハサミやカッターで切れ目を入れたり,木の葉やネットなどを自由に配置 したりで構図を作る。ミソはその版を回転させて色を重ねるところにある。今日はすべての材料や道具をHさんが用意してくださった。
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道具の準備は完了
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材料はそれこそ何でもあり! |
Hさんによる概要の説明のあと,いきなり各自それぞれ作品作りに挑戦することになった。Hさんのデモを見るだけだと思っていて,心の準備ができていない面々は戸惑いながらも果敢に挑戦!今日用意された絵の具は,黄,赤,青の3色だけ。したがって回転も3回。さてどんなものが出来上がるか。もちろん全員初めての体験。
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真剣そのもの |
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まずは黄色から色をのせる |
全員すごく抽象的で素敵な作品が出来上がった。すべてアップロードしたいのだが,こればかりは皆さんの許可が必要。責任をとって僕が作ったものだけアップロードすることにした。抽象的なものには憧れがあるが,やはり凡庸な僕は「型にはまった」ことから抜けきれない。先月に聴いた藤村美穂子さんの歌のイメージなんだが,中途半端なものになってしまった。次はもう少しイメージを膨らませて構図を考えてみよう。もっともこればかりは,回転の角度,色の重なりなどいろんな要素があるので,出来上がりが予想できない。それが魅力なのかもしれないが,,,。
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謎 |
会の終了後,何人かと蕎麦ランチを楽しむ。趣味や道楽が共通の素敵な人たちと月に一度会って,美味しいものを食べながらの四方山話ほど楽しいことはない。
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