ふと姉に会いたくなり,10年ぶりに姉を訪ねた。突然電話をして突然訪ねた。義理の兄が死んでから,Y姉さんは松山に一人で住んでいる。本当は,どんなに年老いてしまったかとても不安だった。しかし,昔のままと言えば言い過ぎだが,大好きだったやさしく綺麗な姉とほとんど変わってなく,とても嬉しかった。あっというまに夜中になってしまうほど話し込んでしまった。
炎天に 姉を訪ねて 三千里
夏の午後 十年ぶりの 姉の声
炎昼に 手を振る姉を みつけたり
もっと一緒にいたかったが,長居するといつもは一人静かに暮らしている姉を疲れさせるだけだと思い,次の日の午後松山を離れることにした。神戸から松山まではロードスターでたった4時間,また近いうちに来ることもできるだろう。姉は一人暮らしとはいえ,娘のN子が近くに住んでいる。翌日の午前中,N子にコーヒー豆の焙煎の方法を教えてもらった。コーヒー好きの僕にとって至福の時間だった。
もとはといえば豆の試験用の小さい焙煎機 |
今日は,ブラジル,グアテマラ,コロンビアを少しずつ |
だんだん色づき,パチパチという音がしだすと完成間近 |
焙煎終了 |
焙煎が終わったコーヒー豆をたくさんお土産にもらい,さらにはN子が作ったとても美味しいベーグルまでもらって,松山を後にした。すぐに神戸に帰るのはもったいないと,懐かしい宇和島まで足を伸ばし,足摺岬や四万十川を訪ねてみることにした。
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