2022年10月12日水曜日

もう一つの裏六甲の四季

月々の木版画は作っているもののなかなか新しいアイデアが浮かばない。ちょい旅行にでも出て題材を探す必要があるようだ。それまでは,これまでに作った木版画に少し手を入れてお茶を濁すことにしよう。以前作った「裏六甲の四季」は,家の周りの風景を僕なりのイメージで描いたもので,閑かに移りゆく四季を割合うまく表すことができたと思う。しかし如何せん図柄が単純すぎて,,,

そこで時代をうんと遡って,ジュラ紀,白亜紀の裏六甲の風景を妄想してみた。

春の午後:振り向くブラキオサウルス(後期ジュラ紀)

夏の朝:走るスピノサウルス(後期白亜紀)

秋の夕暮れ:飛行するプテラノドン(後期白亜紀)

ここまできて,ジュラ紀や白亜紀は暖かい時代で,今の冬のような季節はなかったということに気がついた。まさに恐竜の時代だったのだ。そこで冬だけはずっと後の氷河期とした。したがって,

冬の夜:行進するマンモス(氷河期)

やはり冬にはマンモスがよく似合う。まあ,戯れに過ぎないが自分ではとても気に入っている。


もう一つの裏六甲の四季


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