4月5日は清明。桜(ソメイヨシノ)の花は花びらを個別に見るとピンクというより白だ。しかし花びらの集合はピンクに見える。僕の統計学の講義の枕「統計学とはどのような学問か?個を個として見るだけでは見えないものも,個の集まりである集団を観察すると見えてくるものもある。統計学は集団を取り扱う学問である」そのものだ。 そのような桜を表すために,ピンクの背景をところどころ花びらの形にくり抜いて白くした図案を作成した。なるほど満開の桜のように見える。
ただ桜だけでは寂しいので燕を二羽。しかしかえってわざとらしくなってしまった。何年か前に大分の中津城で満開の桜を見た。花見を楽しんだわけではないのだが,紅白幕がかけられていたのを思い出した。それも試したのだが,清明(Clear and bright)という言葉とは程遠い「呑めや歌えの酒池肉林」という感じになってしまったので没。
| 桜と燕 |
| 桜と燕(小さな額入) |
今年の清明には,桜を楽しむため中学・高校の友人と三人久しぶりに六甲台を訪れた。ちょうど日曜日で学生もいないため,本館,兼松記念館,図書館,そして僕の研究室のあった第五学舎などの間をぶらぶらしながら桜を楽しんだ。満開の時期は既に過ぎていたが,遠く大阪湾,淡路島を眺めるキャンパスの散策を楽しんだ。そして理・農・文学部の間を抜けて阪急六甲まで通学路の坂道を下り,酒池肉林とはいかないが,夕方三宮のフレンチ居酒屋でちょっぴりお酒とおしゃべりを楽しんだ。
Alcohol is the anesthesia by which we endure the operation of life.
by George Bernard Shaw
| 兼松記念館への階段と桜 |
| 図書館と兼松記念館の前提 |
| 三宮,海の向こうに見えるのは淡路島 |
| フレンチ居酒屋,酒池肉林? |