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2026年4月5日日曜日

清明:二十四節気

4月5日は清明。桜(ソメイヨシノ)の花は花びらを個別に見るとピンクというより白だ。しかし花びらの集合はピンクに見える。僕の統計学の講義の枕「統計学とはどのような学問か?個を個として見るだけでは見えないものも,個の集まりである集団を観察すると見えてくるものもある。統計学は集団を取り扱う学問である」そのものだ。 そのような桜を表すために,ピンクの背景をところどころ花びらの形にくり抜いて白くした図案を作成した。なるほど満開の桜のように見える。

ただ桜だけでは寂しいので燕を二羽。しかしかえってわざとらしくなってしまった。何年か前に大分の中津城で満開の桜を見た。花見を楽しんだわけではないのだが,紅白幕がかけられていたのを思い出した。それも試したのだが,清明(Clear and bright)という言葉とは程遠い「呑めや歌えの酒池肉林」という感じになってしまったので没。

桜と燕

桜と燕(小さな額入)

今年の清明には,桜を楽しむため中学・高校の友人と三人久しぶりに六甲台を訪れた。ちょうど日曜日で学生もいないため,本館,兼松記念館,図書館,そして僕の研究室のあった第五学舎などの間をぶらぶらしながら桜を楽しんだ。満開の時期は既に過ぎていたが,遠く大阪湾,淡路島を眺めるキャンパスの散策を楽しんだ。そして理・農・文学部の間を抜けて阪急六甲まで通学路の坂道を下り,酒池肉林とはいかないが,夕方三宮のフレンチ居酒屋でちょっぴりお酒とおしゃべりを楽しんだ。

Alcohol is the anesthesia by which we endure the operation of life. 

by George Bernard Shaw 

 

兼松記念館への階段と桜

図書館と兼松記念館の前提

三宮,海の向こうに見えるのは淡路島

フレンチ居酒屋,酒池肉林?


2026年3月23日月曜日

春分:二十四節気

3月23日は春分。菜の花畑と蝶を木版画にした。菜の花を題材にするのは実は3回目。最初は2020年に始めた二十四節気の同じく春分。5本の菜の花を並べた単純な構図。どうみても菜の花には違いないのだが,視界に広がる菜の花畑には程遠い。2回目は2023年の朧月夜。一つ一つの菜の花は描かず,シンプルにレモンイエローとライトグリーンの付け合わせぼかしで,視界いっぱいに広がり,月光に照らされる山麓の菜の花畑を描いた。今回はその折衷案。レモンイエローとライトグリーンの付け合わせぼかしは同じだが,大きさの違う円を散りばめ,個々の菜の花を表した。少しは菜の花畑の感じがするかな?

菜の花畑と蝶(付け合わせぼかし)

菜の花畑と蝶(小さな額入)



九月九日重陽の節句

今日九月九日は重重陽の節句。別名菊の節句。五節句のうち一年で最後の節句だ。三月三日の上巳の節句(雛祭り,桃の節句),五月五日端午の節句(子供の日菖蒲の節句),七月七日は七夕の節句(星の節句,笹の節句)がそれぞれよく知られているのに対し,重陽の節句はあまり一般的ではない。雛人形,鯉...