2026年7月21日火曜日

大暑:二十四節気

明後日、7月23日は大暑,夏真っ盛り。日本中あちこちで花火大会が開催される時期だ。花火は夏の季語だ。事実,小学生の頃暮した加古川でも「川祭り」と称する大きな花火大会が夏に開かれていた。また一時期暮らしたフィラデルフィアでも独立記念日に花火大会があり所属していた部局のメンバーが花火が見える窓の大きなホテルの部屋に集まり花火を楽しんだ記憶がある。木版画の図案はモノクロームに近いイメージにした。花火が僕の頭の遠い昔の記憶のイメージであることを表している。篆刻は大暑。

花火

花火(小さな額入)


2026年7月17日金曜日

歯折れて,力尽きる

桃を丸ごとかじっていて誤って大きな種をかじり前歯が一本折れてしまった。慌てて歯医者さんへ行き現在治療中。折れた歯は元には戻らないが,残った根元に人工の歯を継ぎ足して見た目にはわからなくはなるとのことでホッとした。どこが,どのように折れたかは以下のとおり。

つまり左上の前歯が折れた

黒い篆刻の陰影は「歯折力盡(歯折れ,力尽きる)」字は甲骨文字。後漢書の「刀折矢盡」をもじったもの。歯が折れたのはこれで2回目。前回2年ほど前は,堅い吊るし柿を噛んでいて奥歯が割れてしまった。年をとると体のあちこちが弱くなる。これからはなんでもガツガツ食べるのではなく丁寧に食べる必要がありそうだ。



2026年7月7日火曜日

小暑:二十四節気

7月7日は小暑,いよいよ本格的な夏の到来。木版画の絵は熊本と島原を結ぶ小さなフェリーボートとカモメ。実際にこのフェリーに乗ったのは4月の上旬,あいにくの曇り空で肌寒い日だったが,穏やかな有明海の心地よい船旅をカモメと一緒に楽しんだ。

雨の中の旅行だったが,原城をはじめ、長崎の外海(そとめ)や平戸の潜伏キリシタン遺産を訪ねた印象深い旅だった。その時の光景をそのままそっくり夏の青い空の風景に移し替えた妄想の産物。

有明海のフェリーとカモメ


有明海のフェリーとカモメ(小さな額入)


図柄はフェリーからの景色だが,見えたフェリーは黒いクマモンの描かれたフェリーで曇り空に妙にマッチしていた。版画のフェリーは乗船したフェリーで実際に見えたフェリーではない。実際に見えたのは以下のような風景。ずいぶんイメージが異なることがわかるだろう。

クマモンフェリー



立秋:二十四節気

今日は立秋。暦の上では秋が始まるが,実際には夏真っ盛り,至る所で酷暑日が続く。しかし僕はしばらく暑さとは無縁の完全空調下の病院にいた。実は下肢の血液の循環に問題があり,血管内の治療を行っていた。カテーテルと呼ばれる細い管を太ももの動脈に入れ,血管内に溜まった石灰質を細いドリルで削...