2026年5月5日火曜日

立夏:二十四節気

 5月5日は立夏,暦の上では夏の始まりだ。山も海もまさに「夏きたるらし」最初の二十四節気シリーズではプチトマト,二回目は梅酒を題材にしたが,今回はがらっと趣向を変えて飛魚と積乱雲。先日カミさんのお供で九州へ出かけた(前回の投稿参照)。用事があるのは大分なのだが,用事のあと足を延ばし島原,平戸を訪ねた。昨年訪ねた天草の潜伏キリシタン関連遺産がとても印象的だったので,今回は島原の原城跡,長崎外海,平戸の関連施設を訪ねた。

大分筋湯温泉、小松別荘を朝出発し,熊本港から小さなフェリーで島原港へ渡る。目的は原城。原城跡の海辺を散策しながら昨年訪ねた天草方面を眺めていると遠くのあちこちで魚が海面から飛び上がる。てっきりこれが、わがや御用達の「あごだし」の「あご」だと思い,それを図柄にしたわけだ。ただ訪ねたのは立夏の一ヶ月ほど前,あいにくの天気で雨模様だった。しかしそこは写真とは異なり,妄想もOK(論文ならデータ改竄でアウト)。青空と積乱雲を背景として立夏の木版画にした。上手下手は別問題として,夏の始まり感がうまく出せたと自画自賛していた。

飛魚と積乱雲

飛魚と積乱雲(小さな額入)

ただ実際に有明海で見た魚の飛び方は少し自分が想像していた魚の飛び方と異なるので気になっていた。調べてみると,原城跡で見た光景はやはり、「あご」が飛んでいるのではなく,ムツゴロウの求愛ダンスのようだ。求愛ダンスは通常5月から7月らしいが,4月にも見られるとのこと。というわけで実際に見たものとは何の関係も無い図柄になったが,まあいいか。


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