2024年10月20日日曜日

新二十四節気再開

昨年5月に始めた,新「二十四節気」の木版画シリーズは,秋分(こちら👉)で力尽きてしまった。 その後,「立冬」(こちら👉)で再開したが,「小雪」(こちら👉)が終わると弓折れ矢尽きてしまった。やはり食べ物に限定して,二週間に一度図柄のアイデアや添えるパッセージを考えるは思った以上に大変だった。それからちょうど一年になる。今年は小さな作品展(こちら👉)もするのでこの際,新「二十四節気」を完成させようとこの奮闘しなんとか完成させることが出来た。

当初はその時期に合わせて作っていたので,このブログやインスタグラムでタイムリーに紹介できたが,まとめて作成した今回(抜けていた「寒露」と「霜降」,弓折れ矢尽きた後,「大雪」から「穀雨」までの10節気の計12節気)はそうはいかない。もちろん全て「力作のない木版画展」で展示する予定だが,ちょうどタイムリーな「寒露」と「霜降」だけをアップロードすることにする。残りは順次タイムリーに紹介する。

寒露:栗ご飯

霜降:銀杏の松葉刺し


ご飯の中から拾った栗は美味しい。火の中から拾った栗は危険だ。今週の水曜日23日は霜降,あちこちで道路に落ちた銀杏の実を見る季節になった。銀杏は踏むと臭いが,殻を剥いて料理すると美味。日本料理の前菜にはよく出される。最近,会食で食べた和食も銀杏が出された。一度その味を知ると止められない。禁断の果実だ。銀杏は果実と呼ぶのかどうか怪しいが,実であることは確かだ。



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